NEWS  &  INSIGHTS
TriForum発足式:オブライエン大使とギャラガー元下院議員

c578bcbc1c27ba84cbcd1974f43a3b8d_1786157822_6738.jpg
 


9月30日、TriForumは、ワシントンD.C.のジョンズ・ホプキンス大学ブルームバーグ・センターにて「2024年 設立シンポジウム(Inaugural Symposium)」を盛況のうちに開催しました。「前進への道:自由、イノベーション、そして日米韓同盟(The Path Forward: Freedom, Innovation, and U.S.-Japan-Korea Alliance)」をテーマに掲げた本イベントは、3カ国間における強固な官民連携ネットワークの構築に向けた重要なマイルストーンとなりました。


本シンポジウムには、ロバート・オブライエン元米大統領補佐官(国家安全保障担当)、マイク・ギャラガー前下院中国共産党特別委員会委員長、アリソン・フッカー元ホワイトハウスNSC(国家安全保障会議)アジア担当上級部長、ビクター・チャ戦略国際問題研究所(CSIS)韓国チェアなど、米国の外交・安全保障分野を代表する有識者が集結しました。登壇者らはTriForumのビジョンに関する見解を共有し、日米韓3カ国による戦略的協力の未来について深い議論を交わしました。基調講演においてマイク・ギャラガー氏は、米軍の近代化を加速させるために韓国と日本の能力を活用する必要性を強調しました。また、台湾海峡の緊張と潜在的な紛争に言及し、「同盟国の戦う意志と能力において、いかなる曖昧さもあってはならない」と強く訴えました。


続くラウンドテーブル・ディスカッションにおいて、ロバート・オブライエン氏は北朝鮮を核保有国として容認する主張を「世界的な核のドミノ効果を引き起こしかねない極めて危険な提案」と強力に批判し、「最終的な目標はあくまで非核化である」と改めて強調しました。同盟国による防衛費分担の増額に関しては、「同盟が実効的に機能している証拠である」と肯定的に評価しました。グローバル安全保障と先端技術の境界が急速に曖昧化するなか、パネリストらは変容する世界秩序において政府や企業が直面する戦略的課題と対応の道筋について、洞察に満ちた重要な意見を提示しました。


この画期的なイベントを通じて、TriForumは、北朝鮮・中国・ロシア間の連携深化、グローバルサプライチェーンの再編、技術覇権をめぐる激しい競争など、3カ国の緊密な対応が求められる重要な安全保障・経済課題に光を当てました。参加者は、人工知能(AI)、半導体、サプライチェーンの強靭化といった、未来を左右する産業や経済安全保障を中心とした具体的な協力フレームワークを模索し、国家安全保障と産業イノベーションを結びつける民間主導の戦略モデルを具体化させました。


TriForumは、キャンプ・デービッド首脳会談によって生み出されたモメンタム(機運)を政府間協力の枠組みにとどめず、産業、技術、民間ネットワークの領域へと拡大することを目指しています。ソウル、ワシントン、東京を結ぶ屈指の官民プラットフォームとして、TriForumは今後も政策、産業、学術界を橋渡しする持続可能なエコシステムの構築に尽力し、世界的な戦略競争の時代における将来の経済安全保障協力を主導する重要な触媒としての役割を果たしていきます。

#